第四十三回:マグネット(ペンギン)
こんばんは。もう前回投稿からちょうど一週間です。今年も時間の流れが速い。今回は課題回で、授業のモデリング演習で作ったペンギン型のマグネットについて書いていきます。コンセプトとかは特にないので、ちょっとモデリングの流れについて触れながら行こうと思います。
まずモデリング演習ですが、この授業では3DCADを用いてモデリングをして3Dプリンターで出力するという、3週間くらいの課題がありました。流れとしては
②Meshmixer、Meshlabでモデルの処理(メッシュ分割、色指定)
③石膏型3Dプリンターで出力
という感じです。
①ですがとりあえず僕は自分の力試しがてら適度に難しそうなペンギンを題材に決めました。3DCADは説明すると長くなってしまいそうなので、とりあえず画像を見せます。
←かわいい
普段は工業製品みたいなキッチリと寸法が決まったもののモデリングをすることが多いので、僕がこういう感性的なモデリングをすることは稀です。あまり得意ではないのですが、まあまあ上手くできていると思いませんか?キングペンギンです。ちなみに写ってないですが、ペンギンの背面には磁石を入れるための穴が開いています。
②でこのモデルに色を指定するとこんな感じになります。
←それっぽい
そして③の出力に移ります。石膏型3Dプリンターは、一般的に扱われるプラスチックのものよりも、精度が高く、成形の自由が利き、カラーでのプリントが可能です。難点は石膏なのでもろいこと、あとは本体が○千万レベルで高価なことですね...。維持費だけでバカになりません。一長一短という感じではありますが、それでも石膏型はすごい性能をしていると思います。そんな激高機械で先ほどのモデルを出力するとこんな感じのものができます。
←サイズはこんなもん
精度、たけぇ...。作ったのが2年くらい前なのであちこち欠けていますが、出力した当時はほとんど完璧にモデル通りでした。まあこんな細い部分が多いギリギリのモデルを作った僕が悪いんですが...。でも細い部分を多くしたのはちょっと理由があって、その高級プリンターがどこまでできるのかを見てみたかったんです(※言い訳ではありません!)。説明は以上ですね。
hai、今回はこれで終わります。近いうちにこの3Dプリンター関連の原理とか特徴をまとめたいと思っています。前もこんなことを言った気がしますが今回は本当にやります。モチベ、あります。次回は未定です。ちょっと月末まで課題やらESやらで慌ただしくなるかもしれませんが、頑張っていきます。ではさようなら。
2021/07/17