第十三回:三代目洗濯機ロック
第十三回は修理回「三代目洗濯機ロック」です。洗濯機のフタが開いたまま洗濯がスタートしてしまい、エラーが発生した経験がありませんか?洗濯機のフタは一か所のツメでスイッチを押すことで開閉を判断しています。つまりツメが折れてしまうと、洗濯機は蓋が閉まったことを認識できなくなってしまいます。
←ツメが折れた洗濯機(どうしてこうなった?)
そこでCADでモデリングをして、3Dプリンターを用いて補助パーツを作りました。初代と二代目は折れてしまいましたが、その失敗を経て誕生した最強の三代目がこのモデルです。
ツメのつけ根の方を大きくして耐久力をUP、仮に折れたとしてもツメ部分全体をネジでのアタッチメント式にすることでローコストで交換を可能にしています。
実際の使用の様子が下の写真です。
キチンと測定をしてそれに基づいて設計をしたので、曲線部分もきれいにそろっています。少し長さ方向に短く思えるかもしれませんが、これが3Dプリンターのワークスペースの上限の長さですね。面倒をしないとこれ以上長い単一のパーツは出せません。
ちなみにこれを装着すると問題なく使用できます。達成感あり。
今回はこれで終わりです。まあ改めてリストアップすると寮内の設備で僕が直してるものは意外と多いですね~。次回は月曜の予定ですが、この日は一日中予定があるので、もしかしたら更新できないかもです。頑張って雑談枠くらいは投稿しようと思っています。少し書きためておこうかな?
では今日も一日頑張りましょう...!おやすみなさい~。
2020/07/12