フルサトの作品倉庫

僕の作品アーカイブです

第四十九回:歴代ペンケース s

100年ぶりです!!!生きてます!!!

さて(切替)今回は直近で作ったペンケースとともに、歴代の自作ペンケース列伝を紹介します。僕の技術の向上の過程を見ていってください。とは言っても計4作しかないんですけどね。最初に作ったやつが5年ほど前なので結構長い期間ですね。それでは早速第1作から...

 

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これですね。これは最初期だったので既存のレシピを見ながら作ったやつだと思います。そのくせに手元にあった素材だけでなんとかしたのでホックのところがマグネットになっています。当然素人なのでその回りの処理が雑ですね...。ベロを抑えるためのベルトも冷静に考えていりません。ですが縫い目はきれいに揃っているし、縫い糸の色も交互に変えたりと工夫と丁寧さは感じますね。かなり良い練習だったと思います。さて次は一気に時間が飛びます。

 

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そして2代目です。ここからは全部オリジナルですね。これは去年の春あたりに作ったやつですね。最低限の筆記用具が入る小さなペンケースが欲しくて作りました。まあ普通にきれいにできていますね。ファスナーの両端が全体の長さにあっていないのと、その分の抑えのための縫い糸に赤色を使ったのですがそれが少し浮いていることが残念ポイントですね。でも実用する分には問題ないし、かなり予定通りのサイズ感に仕上がっています。

 

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さて3代目です。これも去年の春ごろに作ったやつで母の日用ですね。曲線に沿ってファスナーをつけてきたかったというのもあります。あらためて見ると全体的にキレイにできていますね、高クオリティです。前述のファスナーもちゃんとしています。余談ですがこの肉球のマークがついたストラップも自作です。こっちは周囲もレース編みしたりと地味に手が込んでいます。ほめて。

 

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最後に4代目です。これは本当に今月の初めに作ったものなのでかなり最近ですね。ちなみにこっちは父の日用です。厚めの革(3mm)を使って円筒形のものにしました。円筒部分と上面・底面の接続は難しかったですね...、よく見るとちょっとガタついています。針が入らない部分ができないように縫う順番も考えて工夫しました。赤に白の糸は映えますね、けっこうかっこよくできていると思います。背面の縫い合わせも良くできています。正直僕がこれまでに作ったすべての革細工の中で一番クオリティが高い一品ですね。余談ですがメガネケースとしても使えます。

 

とまあこんな感じですね。最初に比べるとかなり上達しているのは見てわかっていただけるかと思います、感慨深い...。今回の説明はこれで終わります。実は自分がもう一つ書いている学生寮のブログの方がそこそこ大変で、こっちがかなりおろそかになっていますね...。院の修士研究もじわじわ迫り来ています。これからはこっちの方も月に2回くらいは更新していきたいと思います。ではまた次回、ごきげんよう~。

 

2021/07/24