第二回:4代目ハンモック
第二回はハンモックです~。前回は少し堅い内容になってしまったので、最近の作品の中でもユルく紹介できるものを選びました。これはCOVID-19の自粛期間で作ったモノですね。
ちなみになんで4代目かというと、それまでの3代はいずれも大破しているからです。死因を上げると、
初代は紐で作ったために破断、2代目は太めの紐で作ったが破断、3代目はロープで作ったが風雨にさらされて破断しました(今後別の記事で取り上げるかも?)。4代目はこれまでの反省を活かし直径6mmの麻のロープを使用、取り外しを簡便化しました。4代目には長生きしてほしいですが、いつまで持ちますかね。
これがその写真です。
全長1.8mですが、これの制作には実に120mのロープが使用されています。かかった金額なんと約4800円!普通に市販の安いハンモックの方がリーズナブルです!まあこんなことをする人は完成時の達成感などのためにやっているのでコスパは関係ないですね。
僕が学生寮に住んでいるため、屋上の鉄骨が使えるのはありがたいですね~。固定はその鉄骨に両側を2つずつC型クランプで止めています。
ちなみになぜ2つクランプを使うかというと、もちろん力の分散の意味合いも大きいですが、一番の理由は回転を抑えるためです。片側1か所ずつの固定では、その固定箇所を結ぶ線を軸にハンモック全体が回転してしまいます。それを防ぐために片側2箇所、合計4か所を固定しています~。
作り方はいたって簡単、前の列のロープをかた結びの輪の中に入れて結ぶだけ!これを14回 × 26列 = 364回 繰り返すだけ!簡単ですね!ちなみにロープの継目は2本のロープの始点と終点を一緒にかた結びして、結目の一つにしてしまうのがオススメです。こうすることで比較的耐久力を落とすことなくロープを継ぐことができます。
←結目・継目はこんな感じ、定規は網目の大きさを揃える役割
制作時間は、合計で大体20~25時間くらいです(日数では3週間以上かかっていますが...)。4回目だけあってずいぶん慣れて早くなっています。僕は考え事をしたり、音楽を聞いたりしながら手を動かすのが好きなので、こういうモチベが向いたときにできる単純作業は重宝しますね。着実に、目に見えてゴールに近づいているのが分かるのも達成感が味わえて良いですね。共感した方、ハンモックづくりはオススメですよ?
次回は授業課題とかについて話そうかなー。今回は以上で~す。
2020/06/13
ハンモックの写真天気がいいやつに差し替えてぇ...