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第二十六回:馬蹄型コインケース

前回最後にちらっと話しましたが、一昨日は工作をしてました。投稿の頻度がだいぶ自由になってきましたがそんなこんなで第二十六回です。今回はその一昨日作っていた「馬蹄型コインケース」を紹介します。

 

自己紹介かどこかで書いた気もしますが、僕は趣味で4年くらいレザークラフトをしています。そのまあまあ数ある作品をどこから話そうかと考えていましたが、どうせなので最新のものからいこうと思います。とりあえず完成した作品を見せます。

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形が馬のひずめに似ていることから馬蹄型と呼ばれています。引っ掛かりでのみ開閉するので寸法と工程の精度には気を使いました。硬貨を出すとひずめの形の壁に引っ掛かかるので、コインケースを傾けてここに硬貨をストックできます。使い方の写真も撮っておくべきでしたね...。特に説明することはないですが、世の中にはこのタイプのかっこいい小銭入れがたくさんあるので気になった人は調べてみてね。

 

作った感想ですが、単純に難しかったです。実はこれを作るのは初めてで、これまで革を90°に縫い合わせるのはやったことがありませんでした。革を縫う時には先にフォークのような器具で等間隔に糸を通す穴をあけます。まっすぐ穴をあける分には簡単なのですが、今回のような場合は下図のように45°角度をつけて穴をあける必要があります。写真を見たらわかるかもしれませんが、ここで外周部分が少しズレてしまっています。ちゃんとサボらずに治具を用意するべきでしたね。角度調整ができる台今度作ろうかな...。

f:id:FuruSato:20200822194835j:plainななめ45°に穴をあけたい。難しい。

 

それときれいに開閉するためにはコインケースの折れ曲がる部分を革硬化剤で固めて常に一定の動作で動くようにしたいですね。この辺の革自体の加工関連はまったくしたことがないので今後の課題です。馬蹄型コインケースはまた挑戦するかもしれません。

 

今回は以上になります。レザークラフト系はまあまあ雑多にあるので今後まとめて紹介したいと思います。力を入れたやつはちゃんと説明しようかなぁ。ではまた次回に。

 

2020/08/22