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第三十八回:スマートロック(物理)

間に合わなかった...。というわけで第三十八回です。じわじわと課題が押し寄せてくる...助けて。はい、今回は趣味回です。先週思い付きで作った「スマートロック(物理)」を紹介します。

 

スマートロックと言えばスマートフォンを使って遠隔でドアを施錠・開錠するIoTの一つ、という認識があると思います。それは間違いありません。それに一石を投じるように作ったモノが今回の作品になります。動画をアップロードできないのが残念でならない(Twitterの方にあげます)。とりあえず写真をご覧ください。

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察しがいい人はもうこれが何か分かったかもしれません。この写真のように鍵に外付けして使用します。もちろんこの写真の端子部分にスマートフォンを挿せば個人認証で鍵が開く...というわけではありません。この端子部分にスマートフォンを挿しこみ、引っ掛かりを利用して物理で開けます!逆にスマートフォンを挿さなければ空回りしてどう頑張っても鍵が開かない仕様になっています。

 

ちょっと構造について説明します。こいつはパーツ3つと鍵から成ります。

f:id:FuruSato:20201111112905j:plain←鍵特定しないでね☆

一番左のパーツと鍵を合体させて

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殻とロックをしてセット完了!

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スマートフォンをさしこんでこんな感じになります。

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内側と外側を別のコンポーネントにすることで、外側の殻が回転しても鍵は回りません。逆に内側の円筒(鍵)を回すためにはスマートフォンで端子から回転させる必要があるわけですね。本体は3Dプリンターと壊れた充電ケーブルで作りました。つまり端子に適合するIPhone5/5C/SEとかなら何でも鍵を開けることができます。おもちゃの域を出ませんね。

 

ただこれの可能性を上げるとすれば、例えばツマミ式の内鍵に外付けで、鍵が必要な錠前を設置することができることです。しかもその鍵の形状は自分で設定できます。僕はリアル脱出ゲームをする際にこういったモノを自作しました。その時は今回の端子部分を低い六角柱にして、それに合う鍵を用意しました。まあこういった以外で良い使い道も思いつかないんですけどね...。

 

今回はこれで以上です。今週末久しぶりに小旅行に行くことになったので、次の更新は(多分)来週になります。書くネタが重いヤツしかいないよ...。なんかぼちぼち探しておきます。あと今期なぜかアート系の制作の授業を多めにとってしまったのと、趣味の制作が徐々に進んでいるので、今後書く内容も増えている気がします。頑張ります。ではごきげんよう~。

 

2020/11/11