第二十七回：自作弦巻
こんばんは、第二十七回です。本当に気軽に説明できるものが無くなってます。今回は自作の弦巻について説明します。ここでいつか話したクラフトバンドが出てきます。
そもそも弦巻というものになじみがない人が多いと思います。弦巻というのは弓の弦を巻き付けて保管するためのドーナツ形の用具です。自分が高校で弓道をやっていたのでその時に作り方を覚えました。古来は植物のつたとかで作られていたようですが、ある時友達がクラフトバンドで作られた弦巻を紹介してくれたので、自分でも作ってみるかあとなった次第です。
その完成品の写真を並べます。大体作った順です。
こうしてみるときれいですね。黒と赤の組み合わせがかっこよくて気に入っています。ただもう大体売り払ってしまったので、手元に残っているのは一つか二つです。今はもう使わない代物なので作っていません。だからクラフトバンドが余ってしまっている訳です。
作り方は二本取りのクラフトバンド（二つ重ねる）に同じく二本取りのクラフトバンドを巻き付けていくだけです。詳しい作り方は当時ネットで調べたら動画が出てきた気がします。簡単なので１回作ってみてはどうでしょう。先ほどの写真に写りこんでしまっていますが、これの作り方を覚えればペン立てをはじめ円筒を基本形状とするモノなら応用でかなり作ることができます（ペン立ては次回紹介します）。便利技術！
説明はこんなところで終わります。改めて考えるとこういう編んだり縫ったりするものはよく作りますね。うまく言えませんが、不揃いなパーツに秩序を与えるモノづくりが好きなので、こういった自分の手で少しずつ組み上げる作業は性に合っている気がします。では今回はここまで！次回は明日、前述のペン立てについて解説します。あと十数分で８月が終わるという現実が信じられませんね...。では来月も頑張りましょう、おやすみなさい。
2020/08/31
