第三十四回:ノートPCケース
こんばんは。第三十四回は前言っていたレザーのPCケースです。だらだらと少しづつ進めていたのですがやっと完成しました!先に言うと、まあまあ良い出来になったのではと思います。写真がこちらです。
ジャストサイズですね。これまでは薄い布の袋に入れて持ち運んでいたのでキズとか衝撃が心配でしたが、これである程度は大丈夫でしょう。この布の袋(白)は、PCを滑らかに出し入れするために、このケースに内包しています(よくみると2枚目の写真に写ってる)。あと蓋にあたるベロの部分は形を保つために内側に薄い木材(バルサ)を仕込んでいます。右端の紐が飛び出しているのは何かストラップとかつけようかなあと思って仮止めの状態だからですね。多分何もつけないのでもう少し考えた上で、近日中に他の場所と同様に処理されることでしょう。
よく見ればわかるのですが、今回は縫合に革のレースを用いてレース編みしています。これは革自体が柔らかいので周囲に強度を持たせること、革の切断面が見えないようにするための意匠、余っていた材料の消費という3つの目的があります。まあその分労力はかかるんですけどね...。まあ手数が少なくて済むので実は糸での縫合とそんなに労力変わらないという説もあります。
←ちょっとカッコよくない?
材料費は革で約2000円、レースで約1000円くらいで合わせて3000円くらいですね。自分が作るモノの中ではかなり高価な方です。かかった時間は製作だけ(設計とか買出しを含めない)で7時間くらいでしょうか...。日をまたいでグダグダやっていたのでちょっと不正確ですね。
解説は以上になります。途中サイズが小さくPCが入らないのではと不安になりましたが杞憂でしたね。なかなかよくできました。やっぱりこういうのは愛着がわきますね、大切に使おうと思います。気が付けばもう9月も終わりですね...。またいろいろ始まる時期が来ました。まあなんだかんだいろいろあってそんなに夏休みって感じでもなかった気もします...。では今回はこの辺で終わります。おやすみなさい。
2020/09/30